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下痢と便秘について

こんにちは。

9月に入りました。

まだ少し暑い日は続きそうですが、体調不調には気をつけてお過ごし下さいね。

8月に7-NaNa-鍼灸院川西院へ鍼灸治療を受けに来られた患者様のお悩みで特に多かったのが、下痢、または便秘です。

外がとても暑く、冷たい物ばかり食べてしまうのと

汗をたくさんかくのにも関わらず、水分補給が不十分という理由が

この時期の多くの患者様の下痢または便秘の原因です。

しかしこのような理由だけでなく

様々なお身体の不調が重なって下痢や便秘が引き起こされている場合もあります。

今回は下痢と便秘について詳しく説明していきますね。

下痢について

下痢とは、腹部に痛みを感じ、水っぽい便が出ることをいいます。

下痢の種類

〈慢性下痢〉下痢が1か月以上続くもの
蠕動運動性下痢
腸は食べたものを肛門に向かって押し流す為に蠕動運動をしています。
ストレスや冷え、暴飲暴食などが原因で蠕動運動が早くなってしまい、
あっという間に食べ物が流れてしまうと、
十分に水分を吸収する時間もなく、肛門まで流れ着いてしまい、
便として固まらなくなってしまいます。生理周期などのホルモンの影響なども関連することがあります。
滲出性下痢
潰瘍性大腸炎やクローン病などで腸に炎症があると、
腸の粘膜から血液成分や細胞内の液体がしみ出てしまい、
便の水分量を増やしてしまいます。
また、炎症の為に水分吸収能力が低下してしまうことも原因のひとつです。

〈急性下痢〉発症からおおむね1週間以内に症状が落ち着くもの
浸透圧性下痢
お酒の飲み過ぎや油っこい食べ物の食べ過ぎは下痢の原因になります。
暴飲暴食によって腸内の栄養が多すぎると、腸での吸収がうまくできず、
便中の水分が増えていってしまいます。
分泌性下痢
食中毒や食あたりなどによって軟便が出てくることがあります。
腸粘膜に障害を起こしたことによって腸管内の分泌液が過剰となり下痢を誘発します。
食物アレルギーや薬の影響で分泌性下痢になることもあります。

下痢になったときの注意点

水分・電解質を十分に補給する
下痢の症状が出ている際は、脱水症状や電解質異常を引き起こす場合があります。
水分・電解質の補給には、スポーツ飲料などがおすすめです。
逆に、脂肪分が多い牛乳は腸管を刺激してしまうため、避けるようにしましょう。
食事は胃腸に優しいものを選択
下痢が激しい時はおかゆやうどん、豆腐、卵、白身魚、りんごやバナナなど消化の良いものを選択してください。
<避けてほしい食材>
食物繊維の多い物、揚げ物、アルコール、炭酸飲料、辛い物(香辛料)

下痢に効果的なツボ

裏内庭(うらないてい)
足の第2趾を足裏へ折り曲げ、指先が足裏にふれたところ
梁丘(りょうきゅう)
膝のお皿の外側角に、薬指をおき、指3本そえて人さし指があたっているところ

便秘について

大腸内に内容物が長時間停滞して通過が遅くなり、内容物から水分が必要以上に吸収される状態をいいます。
その結果、便が硬くなり、排便回数や量が少なくなります。

便秘の種類

器質性便秘
腸管自体の腫瘍・炎症・閉塞などによるもの。
突然の排便障害とともに、腹部膨満感、腹痛、嘔気・嘔吐などが生じる。
機能性便秘
機能性便秘の中でも3種類に分けられますが、全て腸の働きが異常をきたした時に起こります。
弛緩性便秘
運動不足や加齢、食事量の不足、水分不足、食物繊維不足などによって
大腸の蠕動運動が低下し、内容物をスムーズに送り出すことができなくなることが原因です。
ダイエット中の方や、デスクワークなどでじっとしている時間が長く身体を動かす機会を作れない方に多く見られます。
痙攣性便秘
疲れやストレスによる自律神経の乱れにより、腸管が痙攣を起こして収縮し、
便がスムーズに送られなくなることで起こります。
比較的、精神的ストレスがかかりやすい若年層に多く、腹痛がともなう場合があります。
直腸性便秘
便意があっても排便を我慢してしまうことで、直腸の排便反射が低下して起こります。
朝にゆっくりと時間が取れず、トイレを我慢してしまっている方に多くみられます。

便秘になったときの注意点

朝食をしっかりと食べる
食べ物や飲み物が胃に入ると、それが刺激となって腸の蠕動運動が起こります。
特に朝食は、寝ている間に空っぽになった胃に食べ物が入るので、
胃腸は刺激を受けやすく、腸の蠕動運動が活発になるといわれています。
適度な運動をする
運動は腸の動きを促す効果が期待できます。
また腹筋を鍛えることで便を押し出す力(腹圧)が強まります。
食生活を見直す
普段からパンやパスタ、クッキーなどばかりを食べて生活していると
小麦に含まれる「グルテン」が消化器管で分解されづらいという性質を持っているため、
便秘を引き起こします。
食物繊維の豊富なお野菜、海藻類、
小麦の代わりに米粉などを使ったグルテンフリーのもの、
発酵食品のお味噌やキムチなどを取り入れてみましょう。

便秘に効果的なツボ

神門(しんもん)
手首の関節部分の小指側で、骨と筋の間のくぼみとなっているところ
支溝(しこう)
手首の横じわから指4本離れたところ、2本の筋の間。


鍼灸治療が終わると、よくトイレに行きたくなるという方がいますが、
これはリラックスモードである副交感神経の働きを高める効果が期待できるからです。
腸はリラックスしている時にこそ、活発に動くものです。
7-NaNa-鍼灸院川西院では女性鍼灸師が、
1時間みっちりとお身体を診て施術していきます。
心地の良い鍼のひびきとお灸の温かさで
リラックスし、寝てしまう方も多くいらっしゃいます。
是非、下痢や便秘にお悩みの方は鍼灸治療を体験してみてくださいね。