こんにちは。
8月に入りました。
寒かった季節から急に暑くなり、
強い紫外線に体力を奪われる方も多いのでははいでしょうか?
夏の猛暑で体調を崩される方も少なくありません。
また、猛暑や気温差、ストレスなどに生殖器は影響を受けやすく不正出血や月経不順になる方も多いようです。
ただえさえ蒸し暑く、体力・気力が奪われやすくなる時期ですが、更に生理の問題まで増えると気が滅入りますよね。
7-NaNa-鍼灸院川西院では生理痛や不正出血、月経不順に悩まれている患者様も多くいらっしゃいます。
なかなか相談しづらい分野ですが、
7-NaNa-鍼灸院川西院は全員女性のスタッフですので、
女性疾患なども相談しやすい雰囲気作りを心掛けています。
生理などに関する不安点なども
気軽に相談していただければと思います。
今回のブログは多囊胞性卵巣症候群(PCOS)についてです。
多囊胞性卵巣症候群(PCOS)が原因で、月経不順などの症状が起きている場合もありますので、詳しくご説明していきます。
多囊胞性卵巣症候群(PCOS)とは
多囊胞性卵巣症候群とは、ホルモンの異常により排卵しにくくなる病状の事を言い、卵巣の中に小卵胞がとどまってしまうので、
超音波検査で見ると沢山の卵胞が認められることから「多囊胞性卵巣症候群(PCOS)」といわれています。
現代の女性の20~30人に一人の割合でみられます。
痛みがないので放置しがちですが、不妊の原因にもなり、
またホルモンの関係でメタボリックシンドローム(糖尿病・高血圧・脂質代謝異常)や心臓、血管の病気になるリスクが高まりやすくなるので、
検査や治療をお勧めしています。
さらに、今後妊娠を希望されている方も身体の事を見つめ直す機会になれば良いなと思いますので、さらに詳しく説明していきますね。
超音波検査で見ると沢山の卵胞が認められることから「多囊胞性卵巣症候群(PCOS)」といわれています。
現代の女性の20~30人に一人の割合でみられます。
痛みがないので放置しがちですが、不妊の原因にもなり、
またホルモンの関係でメタボリックシンドローム(糖尿病・高血圧・脂質代謝異常)や心臓、血管の病気になるリスクが高まりやすくなるので、
検査や治療をお勧めしています。
さらに、今後妊娠を希望されている方も身体の事を見つめ直す機会になれば良いなと思いますので、さらに詳しく説明していきますね。
原因と症状
多くは思春期に現れ症状は段々悪化していきます。
通常、排卵は脳にある下垂体から分泌される『黄体ホルモン』と『卵胞刺激ホルモン』が関わっていますが、
この2つのホルモンバランスが崩れて黄体ホルモンばかりが過剰分泌される事によって排卵が上手くおこなわれなくなります。
また卵巣から卵子の放出ができないので(排卵がない)沢山卵胞がとどまってしまうようです。
多囊胞性卵巣症候群になると、定期的な排卵が起きないため不正出血や無月経、月経不順になったりします。
このような排卵障害が起きると不妊の原因にもなります。
さらに血糖値を下げるホルモンであるインスリンも関係していて、
高インスリン血症があると、男性ホルモンが増加します。
男性ホルモンは卵胞の発育を抑制し、卵巣の外側の膜を厚くして、
排卵しにくくさせます。
男性ホルモンは、増加する事に寄ってニキビや多毛、肥満などの症状が現れることがあります。
上記の事などから、多囊胞性卵巣症候群の判断基準として
① 月経異常
② 超音波検査で卵巣に沢山卵胞がみられる
③ 黄体ホルモン値または血中男性ホルモン値が高く、卵胞刺激ホルモンは正常
この3つの項目をみたせば「多囊胞性卵巣症候群」と診断されます。
特に月経不順は安易にみられがちですが、
必ず原因があって不順になっているので、
規則正しく生理が来ない方は一度、婦人科の受診をお勧めします。
通常、排卵は脳にある下垂体から分泌される『黄体ホルモン』と『卵胞刺激ホルモン』が関わっていますが、
この2つのホルモンバランスが崩れて黄体ホルモンばかりが過剰分泌される事によって排卵が上手くおこなわれなくなります。
また卵巣から卵子の放出ができないので(排卵がない)沢山卵胞がとどまってしまうようです。
多囊胞性卵巣症候群になると、定期的な排卵が起きないため不正出血や無月経、月経不順になったりします。
このような排卵障害が起きると不妊の原因にもなります。
さらに血糖値を下げるホルモンであるインスリンも関係していて、
高インスリン血症があると、男性ホルモンが増加します。
男性ホルモンは卵胞の発育を抑制し、卵巣の外側の膜を厚くして、
排卵しにくくさせます。
男性ホルモンは、増加する事に寄ってニキビや多毛、肥満などの症状が現れることがあります。
上記の事などから、多囊胞性卵巣症候群の判断基準として
① 月経異常
② 超音波検査で卵巣に沢山卵胞がみられる
③ 黄体ホルモン値または血中男性ホルモン値が高く、卵胞刺激ホルモンは正常
この3つの項目をみたせば「多囊胞性卵巣症候群」と診断されます。
特に月経不順は安易にみられがちですが、
必ず原因があって不順になっているので、
規則正しく生理が来ない方は一度、婦人科の受診をお勧めします。
多囊胞性卵巣症候群(PCOS)の鍼灸治療法
川西市在住 30代後半女性
子宝治療でご来院
ご結婚後すぐに子供を希望されていましたが、生理不順でなかなか授からず、クリニックを受診。
検査したところ、多囊胞性卵巣症候群と診断されました。
年齢的な事もあり、不妊治療を開始されましたが、ホルモン治療で体調がすぐれないことも多く悩んでおられた所、
東洋医学である鍼灸で体質改善ができる事を知り、
また子宝にも良いとの事でご来院されました。
症状
・生理不順(いつ生理がくるか把握できない)
・肩凝りやお身体の冷え(とくにお腹、足)
・不眠(寝付きが悪い)
・自律神経の乱れ
鍼灸治療
方針
① 経絡治療と筋肉治療による全身治療で卵巣の血流を改善し、卵胞の成長を促す施術を行う
② 自律神経を整えホルモンバランスの乱れを改善へ
③ お灸で身体の冷えを改善へ
④ 肩凝りやその他の日々出てくる疲れをその時の症状に合わせて治療
⑤ ご自宅でお灸によるセルフケアを足や腰に毎日行なって頂く
体外受精などの高度医療を望んでいなかった為
タイミング法での妊娠を目指して、病院と併用して鍼灸治療を行い、初診時から3ヶ月は同じ方針で施術。
肩凝りや寝付きは3ヶ月を過ぎたあたりで症状が軽くなったことを自覚。
不眠がなくなり、ストレスが軽減出来たことから
自律神経の乱れが無くなり、ホルモンバランスも整ってきました。
4ヶ月目には、お腹や足の冷えもなくなり、
妊娠しやすいように子宮内膜を厚くする施術も加えて行ないました。
5ヶ月目以降は、生理周期が整ってきた為
排卵に合わせて出来るだけタイミングをとって頂き、
さらには生活習慣や食習慣の指導を加え、
お身体を冷やさないように意識して頂きました。
7ヶ月目に入り、生理予定日に生理が来ない為、
検査薬で検査したところ、妊娠反応を確認しました。
現在は、つわりの軽減と流産防止の為、お灸を主に鍼灸治療を継続しています。
7-NaNa-鍼灸院川西院では、このように
患者様のお身体の状態に合わせて鍼灸治療をしております。
女性鍼灸師が寄り添い、
多囊疱性卵巣症候群だけでなく、生理痛や子宮筋腫などさまざまな女性疾患を、改善へ導きます。
ご相談や質問などございましたらお気軽にご連絡くださいね。
お待ちしております。
子宝治療でご来院
ご結婚後すぐに子供を希望されていましたが、生理不順でなかなか授からず、クリニックを受診。
検査したところ、多囊胞性卵巣症候群と診断されました。
年齢的な事もあり、不妊治療を開始されましたが、ホルモン治療で体調がすぐれないことも多く悩んでおられた所、
東洋医学である鍼灸で体質改善ができる事を知り、
また子宝にも良いとの事でご来院されました。
症状
・生理不順(いつ生理がくるか把握できない)
・肩凝りやお身体の冷え(とくにお腹、足)
・不眠(寝付きが悪い)
・自律神経の乱れ
鍼灸治療
方針
① 経絡治療と筋肉治療による全身治療で卵巣の血流を改善し、卵胞の成長を促す施術を行う
② 自律神経を整えホルモンバランスの乱れを改善へ
③ お灸で身体の冷えを改善へ
④ 肩凝りやその他の日々出てくる疲れをその時の症状に合わせて治療
⑤ ご自宅でお灸によるセルフケアを足や腰に毎日行なって頂く
体外受精などの高度医療を望んでいなかった為
タイミング法での妊娠を目指して、病院と併用して鍼灸治療を行い、初診時から3ヶ月は同じ方針で施術。
肩凝りや寝付きは3ヶ月を過ぎたあたりで症状が軽くなったことを自覚。
不眠がなくなり、ストレスが軽減出来たことから
自律神経の乱れが無くなり、ホルモンバランスも整ってきました。
4ヶ月目には、お腹や足の冷えもなくなり、
妊娠しやすいように子宮内膜を厚くする施術も加えて行ないました。
5ヶ月目以降は、生理周期が整ってきた為
排卵に合わせて出来るだけタイミングをとって頂き、
さらには生活習慣や食習慣の指導を加え、
お身体を冷やさないように意識して頂きました。
7ヶ月目に入り、生理予定日に生理が来ない為、
検査薬で検査したところ、妊娠反応を確認しました。
現在は、つわりの軽減と流産防止の為、お灸を主に鍼灸治療を継続しています。
7-NaNa-鍼灸院川西院では、このように
患者様のお身体の状態に合わせて鍼灸治療をしております。
女性鍼灸師が寄り添い、
多囊疱性卵巣症候群だけでなく、生理痛や子宮筋腫などさまざまな女性疾患を、改善へ導きます。
ご相談や質問などございましたらお気軽にご連絡くださいね。
お待ちしております。