ブログ

ストレスからくる症状について

こんにちは。

あっという間にゴールデンウィークも終わりましたね。

皆様はゆっくり過ごせましたでしょうか?

春は生活の変化や気温の不安定などからストレスを感じやすい季節ですので

心身ともに無理はしないように、気をつけてお過ごしくださいね。

今回はストレスからくる症状についてのご紹介をします。

7-NaNa-鍼灸院川西院の患者様の中には

ストレスが主な原因でつらい症状になってしまっている方が多くいらっしゃいます。

つらい症状が出ているのに、原因が分からない方は

実はストレスが原因かも知れません。

ストレスに効果的なツボやマッサージの方法をお伝えしますね。

ストレスからくる身体の症状

・不眠

脳には、起きている状態の「覚醒中枢」と、脳や休ませる「睡眠中枢」があります。
この2つのバランスがうまくとれていると、
夜になり、身体が温まってくると自然と「睡眠中枢」に切り替わり、眠気がきます。
しかし、ストレスがあると、このバランスが崩れて、「覚醒中枢」が優位になり、
眠れなくなってしまいます。
寝ようと布団に入っても、ストレスの原因である出来事などを考え、
思い出してしまい、なかなか寝付けない場合も多いです。

効果的なツボ
・百会 
目の中間と左右の耳を繋いだ交差点にあります
・耳周り
耳周りは睡眠に関係するツボが多くあるので、耳の付け根から大きく回しましょう
・太衝
足の親指と人差し指を上がっていくと両指の骨が交わり、その凹んだところに取ります

・肌荒れ、皮膚のかゆみ

ストレスを受けると、体内に活性酸素が発生します。
活性酸素は体内に侵入してきた細菌などを排除するなどの良い作用もありますが、
活性酸素の量が増えると細胞を傷つけ免疫力を低下させてしまいます。
すると、肌が本来の機能を発揮しづらくなり、
肌荒れやニキビ・吹き出物ができやすくなります。
また、過剰なストレスは、ステロイドホルモンの分泌を促進し、
肌代謝のバランスを崩すため、かゆみが生じると考えられています。

効果的なツボ
・合谷
手の人差し指と親指の骨が交差するくぼみの部分
・曲池
肘の関節部分で、腕を曲げたときに、肘の外側にできるシワの先端部分

・胃腸の不調、食欲不振

胃などの消化器官の働きは自律神経(交感神経と副交感神経)が関わっています。
ストレスがかかり、自律神経が乱れると、胃酸が過剰に分泌してしまい、
胃腸の痛みや、蠕動運動の低下からもたれなどの不快感が出てきます。
また、交感神経(活動しているときに出る神経)が過度に刺激されていると、
「空腹なのに食欲がない」といった食欲不振に陥りやすくなります。

効果的なツボ
・足三里
膝のお皿から指4本下、スネのすぐ外側に取る
・中脘
みぞおちとおへそを結んだ線の真ん中で、おへそから指4本分上

・免疫力の低下

ストレスが過度なものになると、脳からのストレスに反応して、免疫機能の1つである白血球中のリンパ球や細胞のはたらきを低下させます。
白血球中のリンパ球や細胞のはたらきが低下すると、
外部から侵入してくる有害物質に対処しにくくなるので、免疫力の低下につながります。

効果的なツボ
・大椎
首を前に曲げたときに首の付け根にできる骨のでっぱりのすぐ下のくぼみに取る
・尺沢
肘を曲げて内側にできるシワの線上で、固い腱の外側の部分

・生理不順、無月経

通常、月経は卵巣ホルモン、黄体ホルモンといった女性ホルモンによってコントロールされています。
これら女性ホルモンの分泌は、脳視床下部、脳下垂体、卵巣の3つの器官が連携して行っており、正常に機能していれば、月経が開始されます。
脳視床下部は、ストレスの影響を受けやすい器官です。
身体がストレスを感じたときに視床下部の動きが乱れ、
女性ホルモンの分泌バランスが崩れてしまいます。
そして生理不順や無月経に繋がります。

効果的なツボ
・三陰交
内くるぶしから上に指4本分の高さで、すねの骨の内側のきわに取る
・血海
膝のお皿の内側縁と上縁との交点から、指3本分上のところに取る



7-NaNa-鍼灸院川西院では
女性鍼灸師が常駐しております。
患者様のお悩みに合わせて、使用するツボや鍼の打ち方などを提案していきます。
「鍼灸院は痛みがないと行ってはいけない」
と思われている方もいらっしゃいますが、ストレスや更年期、
原因が分からない不定愁訴などのお悩みも鍼灸治療で改善出来ますので
お気軽にお問い合わせ下さいね。