こんにちは。
3月に入りました。
心ばかりではありますが、7-NaNa-鍼灸院川西院ではひな祭りの飾り付けをしております。
情勢的にもお出かけなどがしづらいですが、少しでも季節の流れを感じて頂けたらと思います。
今回のブログは関節疾患についてです。
関節を痛めてしまうとなかなか痛みが治まりづらく、
さらにしびれや可動域の制限などを併発してしまいます。
当院の患者様では膝や股関節の変形で悩まされている方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は詳しく関節疾患についてお伝えします。
変形性関節症とは
関節の形態が変化する非炎症性、進行性疾患で成人の半数以上にどこかの変形がみられます。
膝関節や股関節に好発します。
運動開始時に疼痛が増強しますが、次第に運動痛、歩行時痛、可動制限が生じて、
関節が変形してしまいます。
増減因子には肥満や血流障害があります。
膝関節や股関節に好発します。
運動開始時に疼痛が増強しますが、次第に運動痛、歩行時痛、可動制限が生じて、
関節が変形してしまいます。
増減因子には肥満や血流障害があります。
変形性関節症の種類
① 変形性股関節症
一次性 原因が明らかでないもの。変形性股関節症全体の15%
二次性 先天性(生まれつき)股関節亜脱臼などに続発するもの。全体の85%
大腿骨すべり症、関節リウマチなどが原因で併発する。
症状は運動時の股関節部痛、可動域制限、トレンデレンブルク徴候陽性(痛みが出ている足で片足立ちをした時、健肢側の骨盤が下がる現象)など。
② 変形性膝関節症
一次性 老化や肥満以外に原因が明らかではないもの。40歳以上の肥満女性に好発
二次性 外傷歴、先天性あるいは後天性の膝関節疾患に続発する
一次性が全体のほとんどを占める。
症状は疼痛(運動開始時に多く、温めると軽減する)、内側の関節裂隙の圧痛、膝蓋跳動(膝に水が溜まった状態)、関節腫脹、屈曲拘縮、内反変形(O脚)が多く外販変形(X脚)は少ない、大腿四頭筋萎縮など。
③ 変形性足関節症
足関節部の進行性の退行性変性疾患
症状は主に疼痛、腫脹、可動域制限(背屈制限)、熱感、軋轢音(耳で聞こえる音ではなく、手で触って認知できるレベルの骨と骨が擦れて軋む音)
④ 変形性肘関節症
肘関節の外傷、関節炎などの原因を伴うことが多い。
症状は、疼痛、屈曲・伸展可動域制限、軋轢音、尺骨神経溝の骨棘形成(削れた骨が棘状になったもの)による肘部管症候群
⑤ 手指の変形関節症
加齢による退行変性
・ブシャール結節 近位指節関節に生じる変形性関節症
・ヘバーデン結節 遠位指節関節に生じる変形性関節症
40歳以上の女性に多い。ヘバーデン結節が多く、ブシャール結節は20%の割合で合併
症状は疼痛、熱感、発赤、関節裂隙の狭小化、骨棘形成、軽度の運動障害、ときに脱臼
一次性 原因が明らかでないもの。変形性股関節症全体の15%
二次性 先天性(生まれつき)股関節亜脱臼などに続発するもの。全体の85%
大腿骨すべり症、関節リウマチなどが原因で併発する。
症状は運動時の股関節部痛、可動域制限、トレンデレンブルク徴候陽性(痛みが出ている足で片足立ちをした時、健肢側の骨盤が下がる現象)など。
② 変形性膝関節症
一次性 老化や肥満以外に原因が明らかではないもの。40歳以上の肥満女性に好発
二次性 外傷歴、先天性あるいは後天性の膝関節疾患に続発する
一次性が全体のほとんどを占める。
症状は疼痛(運動開始時に多く、温めると軽減する)、内側の関節裂隙の圧痛、膝蓋跳動(膝に水が溜まった状態)、関節腫脹、屈曲拘縮、内反変形(O脚)が多く外販変形(X脚)は少ない、大腿四頭筋萎縮など。
③ 変形性足関節症
足関節部の進行性の退行性変性疾患
症状は主に疼痛、腫脹、可動域制限(背屈制限)、熱感、軋轢音(耳で聞こえる音ではなく、手で触って認知できるレベルの骨と骨が擦れて軋む音)
④ 変形性肘関節症
肘関節の外傷、関節炎などの原因を伴うことが多い。
症状は、疼痛、屈曲・伸展可動域制限、軋轢音、尺骨神経溝の骨棘形成(削れた骨が棘状になったもの)による肘部管症候群
⑤ 手指の変形関節症
加齢による退行変性
・ブシャール結節 近位指節関節に生じる変形性関節症
・ヘバーデン結節 遠位指節関節に生じる変形性関節症
40歳以上の女性に多い。ヘバーデン結節が多く、ブシャール結節は20%の割合で合併
症状は疼痛、熱感、発赤、関節裂隙の狭小化、骨棘形成、軽度の運動障害、ときに脱臼
変形性関節症の予防
① 関節に負担をかけない
・関節を冷やさない
関節を冷やすと、周囲の筋肉や腱がこわばって固くなったり、
血行が悪くなったりすることで、筋肉疲労が起こってしまいます。
関節は冷やすのではなく、日々の入浴やサポーターなどで温めましょう。
・負担がかかる動作を避ける
急激な動作や無理のある姿勢は関節に負担をかけてしまいます。
膝の場合は、突然立ち上がったり、歩いている途中に急停止したりと、
負担のかかる動作を避けましょう。
② 筋肉を鍛える
関節を動かさずにいると、まわりの筋肉が衰えて動きが悪くなり(可動域がせまくなる)、痛みも起こりやすくなります。
水中ウォーキング、ヨガ、ストレッチなどの関節に負担がかかりにくい運動を適度に行なうように心がけましょう。
・関節を冷やさない
関節を冷やすと、周囲の筋肉や腱がこわばって固くなったり、
血行が悪くなったりすることで、筋肉疲労が起こってしまいます。
関節は冷やすのではなく、日々の入浴やサポーターなどで温めましょう。
・負担がかかる動作を避ける
急激な動作や無理のある姿勢は関節に負担をかけてしまいます。
膝の場合は、突然立ち上がったり、歩いている途中に急停止したりと、
負担のかかる動作を避けましょう。
② 筋肉を鍛える
関節を動かさずにいると、まわりの筋肉が衰えて動きが悪くなり(可動域がせまくなる)、痛みも起こりやすくなります。
水中ウォーキング、ヨガ、ストレッチなどの関節に負担がかかりにくい運動を適度に行なうように心がけましょう。
変形性関節症の改善
・鍼灸治療
変形性関節症の基本的な治療法は、運動療法により、周囲の筋肉を鍛えることで、安定性を高めることです。
しかし痛みにより膝を動かさなくなったり、運動する機会が減ると、
可動域が狭まり、状態は悪化するという悪循環になりがちです。
鍼灸は人間が持つ傷の修復作用を利用して、
痛みにより固まった筋肉の緊張を緩和させます。
人間が身体に傷を負うと血液循環が促進されるのですが、鍼灸では鍼やお灸を使い、
あえて微細な傷を作り出すことで、血液循環を促し筋肉の緊張を緩和させます。
血流を促進することによる筋肉の緊張や痛みやしびれの緩和は出来ますが、
変形性関節症の根本であるすり減った軟骨の再生や形を元に戻すことができません。
しかし、痛みや可動域が改善されるだけで心身にかかるストレスはとても軽くなります。
変形性関節症になってしまうと、
「変形してしまったからもう手遅れ、これからは痛みと共に生活していかなければいけない」と思いがちですが、是非一度お近くの鍼灸院に頼ってみてください。
7-NaNa-鍼灸院川西院では鍼灸治療に加え、ストレッチやマッサージなどを行い、
周りの筋肉の緊張を緩和していきます。
女性鍼灸師が常駐しておりますので、気軽にお問い合わせくださいね。
変形性関節症の基本的な治療法は、運動療法により、周囲の筋肉を鍛えることで、安定性を高めることです。
しかし痛みにより膝を動かさなくなったり、運動する機会が減ると、
可動域が狭まり、状態は悪化するという悪循環になりがちです。
鍼灸は人間が持つ傷の修復作用を利用して、
痛みにより固まった筋肉の緊張を緩和させます。
人間が身体に傷を負うと血液循環が促進されるのですが、鍼灸では鍼やお灸を使い、
あえて微細な傷を作り出すことで、血液循環を促し筋肉の緊張を緩和させます。
血流を促進することによる筋肉の緊張や痛みやしびれの緩和は出来ますが、
変形性関節症の根本であるすり減った軟骨の再生や形を元に戻すことができません。
しかし、痛みや可動域が改善されるだけで心身にかかるストレスはとても軽くなります。
変形性関節症になってしまうと、
「変形してしまったからもう手遅れ、これからは痛みと共に生活していかなければいけない」と思いがちですが、是非一度お近くの鍼灸院に頼ってみてください。
7-NaNa-鍼灸院川西院では鍼灸治療に加え、ストレッチやマッサージなどを行い、
周りの筋肉の緊張を緩和していきます。
女性鍼灸師が常駐しておりますので、気軽にお問い合わせくださいね。