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子宝治療について

こんにちは。

12月に入りましたね。

本格的に寒くなりだしましたね。

皆様、寒さ対策は万全でしょうか?

マフラーや手袋を付けている方も多く見かけるようになってきたように思いますが、

それでも手足はなかなか温まってくれないとの声を良く耳にします。

子宝治療(不妊治療)では身体を温めることが妊娠への近道となってきます。

そのためこれからの季節は特に身体を冷やさないように注意しなければいけません。

そこで今回は子宝治療について詳しくご説明致します。

赤ちゃんを授かるポイント

●軽い運動を取り入れる

運動不足の際に問題になるのが 「筋力の低下」 です。
筋肉は身体を動かす(重い物を動かしたりする動き)以外に、血流の循環をする働きも持っています。
つまり、せっかく身体を温めていても、
運動不足で筋力が低下していると血液の循環が悪くなってしまいます。
運動不足で最もダメージを受けやすいのが 「卵巣」 です。
卵巣は卵子を育てる働きのある器管ですが、
卵巣が血流不足になると卵巣内にある卵子が老化してしまいます。

もともと、卵巣内にある卵子は、自分が胎児の時に全て作られているので、
女性が年齢を重ねていくと共に、卵子の数も減り、老化しています。
卵子の老化は不妊の原因に直結するので、
卵子の老化を加速させてしまう血流不足は特に危険です。

しかし、生殖器官に血液を十分に循環させるためには
それほど多くの筋肉は必要ではありません。
オススメなのはウォーキングなどの足を動かす運動です。
足には多くの筋肉が関係しているので、
血液の循環をよくするためには効率が良いからです。

●タバコに注意する

奥様がタバコを吸っていなくても、
ご主人様が同じ空間でタバコを吸われていれば、
ニコチンやタールを主流煙よりも数倍多く含む副流煙を奥様が 受動喫煙 することになってしまいます。
<男性が喫煙している場合の影響>
1日20本以上喫煙する男性の奇形精子の割合は、一般の人の2.5倍
精子無力症、奇形精子症の増加
胎児の流産率や先天性異常率の増加
<女性が喫煙している場合>
卵胞ホルモンの分泌能力低下
着床障害や卵管障害
卵子の染色体異常率増加
体外受精の受精率低下

●アルコールの飲み過ぎに注意する

アルコールはほどほどであれば血流が良くなりますが、
1週間にビール中瓶4本以上飲む女性の体外受精の受精率は、
そうではない女性の半分に減少するとの報告があります。
1日350㎖1缶程度、休肝日を作りながら、節度を持ってお飲み下さい。
<男性が過度に飲酒している場合の影響>
精液の質の低下(精子濃度の低下、運動率の低下など)
勃起障害
<女性が過度に飲酒している場合の影響>
妊娠率を下げ、流産率を上げる

●身体を温める

冷えは「万病の元」と言われていますが、不妊にも大きく関わっています。
ではなぜ冷えると不妊の原因になりやすいのでしょうか?

それは冷えると血流の流れが悪くなることによって、
子宮、卵巣の機能が低下し、
血流によってもたらされる栄養の供給も悪くなり、
老廃物の排出機能も低下してしまうからです。

身体を冷やさないように湯船に毎日浸かることをオススメします。
湯船に浸かると水圧でおなか周りが3~4cm程小さくなります。
これにより心臓の動きも活発になり、身体の血液循環が良くなります。
子宝治療をしている女性にはぬるめのお湯に長く浸かることが良いと言われています。
ゆったりとした気分でリラックス効果があるからです。
また、半身浴の際は乾いたフェイスタオルなどを羽織って肩を温めるとさらに全身の血流が良くなります。

●鍼灸治療で体質を改善する

7-NaNa-鍼灸院川西院の子宝治療では
木箱の中にもぐさを入れて温める箱灸をおなかや腰に使用し、全身を温めていきます。
血流循環の促進で、各器官が活発に働く身体づくりをお手伝いします。
また、全身の鍼やお灸、マッサージでリラックスすることにより、
普段のストレスから、分泌が減少していたホルモンの分泌量増加、性機能の向上などの効果が期待出来ます。
さらに、肩凝り、腰痛などの慢性的な疲労はあらゆる不調を招く原因になります。
不妊治療における鍼灸治療は、身体全体のコンディションを整えることで
卵巣や子宮の機能を高める ことが可能です。
男性の場合は、 より質の良い精子をつくる ことが出来ます。


毎回施術後に、子宝治療に関するアドバイスが書いてある紙をお渡しし、
日常生活で意識していただきたい事などもお伝えしていきます。
また、ご自宅でもお灸などで温めるとさらに効果的な
足やおなか周りのツボに印も致します。
7-NaNa-鍼灸院川西院のスタッフは女性のみですので
お悩みや質問など、いつでもご連絡下さい。